スキャルピングの練習2日目です。
今回は前回の失敗を踏まえたトレードが出来るといいんですが、どうなったのでしょう、、、?
前回の記事はコチラです。
今回選んだ銘柄はアズ企画設計
今回選んだ銘柄は3490のアズ企画設計です。前日大引け後、好決算が発表され、更に優待も拡充されるとのことだったので絶対に上がると思いました。
PTSの状況は、終値から13%高い額で取引されており決算効果が見て取れますので、アズ企画設計で間違いという確信までありましたね。
この他にも、好決算だった3139のラクト・ジャパンも候補に入っており、直前まで監視をしていました。
同じく、PTSで終値よりも10%ほど価格が上がっていました。
今回の戦略
前回のトレードで、寄付き後の数分は方向性などを見定めるため様子見が必要であることを学びました。
また、上がると確信しているならば、最後まで(?)持ち続ける覚悟が必要です。
よって、
①寄付きまでは板を注視
②寄付き後は板の状況を見つつ、出来るだけ持ち続ける
この2点を意識することにしました。
結果は、、、負け!
まず、8時半から板の状況を確認。8時50分頃の時点で成行買いが売りの3倍程度、指値注文も圧倒的に買いが多い状況でした。
まさに買い一色!
さてここで、私。何を思ったのか、8時58分に2,999円で指値買い注文を入れてしまいます。前日の終値は2,502円です。
あの反省は何だったのか。本当に馬鹿ですよね。まずは様子を見る。そういう約束だったじゃないですか!
しかも、かなりヤバいことに気づいていません。というか、知識がありませんでした。
売りは3,005円より上に玉が無い状況。なぜこうなのか。そう、みなさんお気づきのとおり、ストップ高を全く考慮にいれていなかった(というか知らなかった)のです。これはヤバいですよね、、、
さて、この後どうなったかと言うと、特別買い気配となり、また前日終値から始まりました。
今回は前回と違い、注文キャンセルを入れずに待っていると、2,825円で約定しました。
これには???です。だって2,999円に注文を入れてるんですから。
その後は大きく陰線をつけて、2,700円台をウロウロする展開に。
チャートの動きや板の状況を見ても、勢いはほとんどありません。これ以上持っても期待は薄そうだったので、2,755円で損切りし、結果は▲7,000円。今回は負けてしまいました。
今回の教訓
さて、今回は負けてしまいましたが、その理由は明らかです。
まず、前回のトレードで反省した、点が生かせていない。つまり、寄付き後様子を見てからエントリーすることが徹底されていない点です。ここは次回、確実に直したいところ。
また今回は、次回に生かすべき反省点があります。それはストップ高という概念です。
翌日の株価は、前日の終値の20%を超えて取引出来ないことになっています。これがストップ高・ストップ安です。
今回のアズ企画設計ですが、3,002円がストップ高でした。対して私が指値を入れた額は2,999円。
仮にこの価格で約定しても、あと3円しか値上がりしません。これでは全く旨味がありません。この観点からも注文は控えるべきでした。
次に、参加者のマインドです。前日の終値は2,502円で、寄り付きは2,825円です。この日はこの寄り付きの2,825円が高値となり、これを超えることはありませんでした。利確のために売られたのだと分析しています。
前日終値から窓を開けて寄り付いた場合は、利確のために売られ、寄り付いた額から下がるパターンが多いんだろうなと感じました。ただ、ある程度売られて押し目を拾うことができれば、下落後からいくつか拾うことができると思います。やはりここでも様子見が有効なようです。
最後に、約定した額です。これは売買のシステム的な部分だと思いますが、理解できていませんでした。
指値を入れた額は2,999円で、約定した額は2,825円です。なぜこれで約定するんだ?と思いましたが、特別買い気配の場合は特殊なようで、2,999円で指値を入れているということは、その額以下であれば約定してもいいよね?という解釈で、板寄せが行われるようです。
今回、約定後に利確の動きが強かったため、2,999円よりも安い価格で約定したのはよかったのですが、その後は下げる一方でした。特別買い気配になったらすぐに注文をキャンセルして仕切りなおすのが正解だったと思いますし、今後もそうすべきなんだろうなと感じました。
まとめると、
①寄り付き後はしばらく様子を見る
②板の状況を見て、ストップ高付近に気配がないか確認する
③特別買い気配となった場合は注文をキャンセルして仕切りなおす
この3点が得た教訓でした。次回以降にしっかり生かしていきたいですね。