株をやってたら必ず耳にするROEとROAですが、似たような名前でしかも英語!いつもこれ何だっけ?ってなります。
そうなったときにいつでも振り返れるよう、簡単にまとめてみました!
自己資本を使ってどれだけ効率的に利益を上げているか、それがROE
企業が株主の資本(自己資本)を使って、どれだけ効率的に利益を上げているかを計る指標がROEです。
具体的には、純利益を自己資本で割って求めます。
ROE(%)=純利益÷自己資本×100
この割合が高いほど、効率的に利益を上げられていることになります。
ROEの目安としては以下のとおりですが、業界によっても差があるため、同業他社間で比較することが重要です。

総資産を使ってどれだけ効率的に利益を上げているか、それがROA
企業が持っている資産(総資産)を使って、どれだけ効率的に利益を生み出しているかを計る指標がROAです。
具体的には、純利益を総資産(自己資本+負債)で割って求めます。
ROA(%)=純利益÷総資産×100
この割合が高いほど、少ない資産で効率よく利益を生み出していることになります。
こちらもROEと同じく、業界によって差があるため、同業他社間での比較が重要です。

まとめ
- ROEは、株主が出資したお金使って効率よく利益を出しているか計る指標
- ROAは、会社がもつ資産を効率よく使って利益を出しているか計る指標
- いずれも値が大きい方が効率よく利益を出している
- 業界によってそれぞれの値は異なるので、同業他社の間で比較することが重要

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