【テクニカル分析】移動平均線とは？ - 目指せFIRE！40万円からはじめる投資初心者のトレード日記

株を始めてチャートを見るようになってからよく耳にするのが移動平均線ではないでしょうか？

移動平均線は最も基本的なテクニカル指標の1つで、様々な分析に用いられています。

今回はこの移動平均線について簡単にまとめました！

詳しく知りたいという方向けに、移動平均線の仕組みもまとめています。

移動平均線とは？

移動平均線とは過去一定期間の終値の平均値を連続で並べ線でつないだものです。例えば5日平均線の場合は、今日を基準に昨日から遡って5日間の終値の平均値をつないでいきます。

この一定期間が短い（5日程度）移動平均線を「短期移動平均線」、中くらい（25日程度）の移動平均線を「中期移動平均線」、長い（75日程度）移動平均線を「長期移動平均線」といいます。

この3本の移動平均線の状況を見て、分析を行っていきます。

移動平均線の使い方を紹介します。基本的なことですが、私も投資の際の判断に使っています。

移動平均線の傾きはそのトレンドの勢いを示しています。

例えば、急な傾きで短期移動平均線が上向いている場合は、勢いのある上昇トレンドと見ることができ、現在の状況を確認するのに役立ちます。

逆に、あまり傾きのない緩やかな移動平均線の場合は揉み合いや様子見の状況であると判断します。

短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に突き抜けることをゴールデンクロスと言い、トレンドの転換点と見ることができます。

この後上昇トレンドになるとされ、基本的には「買い」とされています。

短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に突き抜けることをデッドクロスと言い、同じくトレンドの転換点と見ることができます。

この後下落トレンドになるとされ、基本的には「売り」とされています。

ゴールデンクロスやデッドクロスだけの判断ではダマシが発生することがあります。

私はゴールデンクロスを確認した場合、

などを見てエントリーのタイミングを考えています。

ダマシにあわないよう、ゴールデンクロスを確認したからといってすぐに飛びつかないことを心がけている感じですね。

逆にデッドクロスの場合も、中期移動平均線も長期移動平均線を突き抜けたタイミングまで待つようにしていますが、この場合、その分利益は減ってしまいます。

ここからは詳しく知りたい方向けになりますので、興味が無い方は読み飛ばしてください。

移動平均線はある日を基準に過去一定期間の終値の平均値を結んだものになります。

短期は5日程度、中期は25日程度、長期は75日程度の期間の平均とされていますが、この期間は何を意味するのでしょう？

実はこれ、営業日ベースで見た際の1週間・1ヶ月・3ヶ月になるんです。

つまり、短期移動平均線は過去1週間の平均を、中期移動平均線は過去1ヶ月の平均を、長期移動平均線は過去3ヶ月の平均を並べて線でつないだものになります。

例えば、現在の株価が3つの移動平均線の上側にある時、過去3ヶ月間、株を購入した人の平均株価を上回っていることになります。これはこの企業の株を欲しい人が増えているとも考えられ、株価が上がっていくのでは？と考えられます。

移動平均線は支持線や抵抗線になることがあります。

例えば、上昇トレンドの際、ローソク足は移動平均線の上側を這うようになり、逆に下落トレンドの際は移動平均線の下側に並ぶようになります。

ローソク足はこの移動平均線を割りそうになるとその反対の方向に株価が動くことがあり、移動平均線が支持線（あるいは抵抗線）になっていると見ることができます。

当然、そのまま割り込むこともあるので、株価が反発したことを確認してからエントリーするなど見極めが必要です。