最近読んだ投資関連の本に「確証バイアス」という単語がありました。
ネットで調べると、確証バイアスとは『自分の信念や仮説に都合のいい情報だけを集めたり、信じてしまうこと』だそうです。
投資に関わらず、日常的にもそうだよな〜と思うことは多々ありますが、投資においてはどのようなことに注意すべきなのでしょうか?
これについてまとめてみました。
改めて確証バイアスとは
確証バイアスとは、『自分の先入観や意見を肯定するため、それを支持する情報のみを集め、反証する情報は無視または排除する心理作用』のことを言うそうです。
これを簡単に言うと『自分の信念や仮説に都合のいい情報だけを集めたり、信じてしまうこと』になるかと思います。
この確証バイアスですが、私たちの生活にもありふれた存在ですよね。
この家電欲しいな〜と思ったら、その家電のメリットやいいところばかりを探してしまい、デメリットや悪いところを全然探さないアレです。
何が危険なのか
投資における確証バイアスは極めて危険だと思います。
自分の保有している株が長い上昇トレンドを経て下げ始め、チャート上ではとっくの昔に売りサインが出ていたにも関わらず、もう少し待てば必ず反発するはずだ!などと言って持ち続けたり、あるいはナンピンしたりしてしまう。
これが投資における確証バイアスですが、上がる確証が無いのであれば、そのまま保有を続けるのは資産を減らすことになりますし、どこまでいけば下げ止まるかも分からないので、極めて危険な行為だと思います。
確証バイアスによるリスクをまとめると、
- 損切り出来なくなる
- エントリーのタイミングを誤る
- 相場の変化に気づけない
などがあります。
マシーンになるべし
危険だ!なんて言うのは簡単ですが、実際にその状況になれば、なかなか損切りできないのが人間だと思います。
自分の中のシナリオが崩れた場合や、持っているポジションと反対のシグナルが出たときなどは、心を無にして手仕舞うことが本当に重要なんだと思います。
機械のように淡々とトレードできるよう、メンタルを鍛えたいなと思います。
まとめ
確証バイアスはトレードにとってとても危険な状況であると同時に、誰でもこのような状況に陥る可能性があります。
できるだけ機械的に、マシーンのようにトレードできるよう、日々意識する必要がありそうです。
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